■ショートゴト、復習する

ショートゴトを実行するためには専用のゴト器具が必要です。
このゴト器具さえあれば、ターゲット機種が設置されている限り、全国津々浦々でゴトが可能だということです。

ゴト器具を差し込む先は、一般的に、AT/ARTの重要な信号が行き来する信号線、端子、コネクター類です。ゴト器具を差し込んで、手元から疑似信号を送信するのです。「通信ラインにコマンドを送り込む。」などと表現されます。

スキ間からゴト器具を差し込むわけですが、昨今は非常に強引な手口が使われています。
たとえば、まどマギで正面パネルに穴を開ける手口が、さらにはドア上部をバールでこじ広げ、内部のカバーにはハンダごてで溶かして穴をあける手口まで発生しています。それぞれ、強引な方法でゴト器具の挿入路を確保したのです。

通常、ショートゴトが発生してもセンサーでそれを知ることができません。
材質や形状が適切なカバーの設置が不可欠です。逆に言えば、カバーの設置で防御可能なゴト手口なのです。

多くのパチスロ機において、重要信号の宝庫ともいえるサブ基板やその通信ラインは筐体左側に集中しています。
ゴト氏の左手が活躍していると推測されます。ときには、左隣に仲間が座って補助するかもしれません。

重要な通信ラインに接触してきますから、時には筐体にエラーが発生することがあります。これを見逃してはいけません。エラー履歴の表示が可能な機種では確認も必要です。

営業時、ホールに表れるゴト氏にはそれぞれ役割分担されていることが多いようです。
ゴト器具を挿入してAT/ARTを引き当て、さらには瞬時に多数の上乗せを獲得する役割のゴト氏、彼はゴト器具を所持しているはずです。
その後で当該台に座り、悠然とゲームを進行してメダルを出す者、「打ち子」と呼ばれますがゴト器具は所持していないでしょう。

多くのゴトと同じように、被害が発生したあとでは何を言っても「後の祭り」です。
ゴトが実行されにくい環境を、事前に、整備しておくことが最重要です。
ショートゴトにおいてはカバーの設置が何よりです。
もちろん、設置後のメンテナンスは欠かすことができませんね。