■メダルの持ち込み

誤差メダルの原因の一つに「メダルの持ち込み」があげられます。
ホール内にあるメダルは全てホールコンピュータの管理下にあります。
貸機から払い出されたわけではなくパチスロ機から出た物でもない「素性不明」の原因の一つが「持ち込み」です。

先日、とあるパチスロ専門店において数十枚の正体不明なメダルが発見されました。ホールコンデータには誤差メダルが表示されました。
何処かの誰かが不正に持ち込んだメダルでプレイしたようです。

発見はなかなか困難です。
閉店後のデータで気が付いた時には後の祭りということも少なくありません。
誤差メダルの原因は「持ち込み」だけではありません。「クレマンゴト」等の不正行為が潜んでいる場合もあって「誤差メダル」は悩ましい問題なのです。

組織的に大量に持ち込む事例も確認されています。必ずしも「ひとつかみ持ち込む」といったほほえましいものばかりではないのです。
もちろん、これらすべてが犯罪行為ですから決して気軽に実行してはいけません。

■「超韋駄天」

磁石ゴトの被害が出ています。
被害機種は「大工の源さん 超韋駄天」でした。
盤面左側の風車付近に磁石を用いてブドウ玉を作り、結果、センターのスタート口へ玉を導く手口。従来からある陳腐な手口です。

この風車周辺は遊技機内蔵の磁石センサーが検知しにくい場所のようです。
同メーカーの他機種(例:星矢)において磁石ゴト被害が出ていたとの情報も届いています。

ちなみに、今回被害にあったホールさんでは磁石センサーが未設置であったそうです。

 

 

一見して、ゴト側の収益が高そうな手口には思えません。
しかし、複数の被害が出ているということは事実です。コロナ禍の中、「賽銭泥棒」まで出没するご時世です。十分な対策と警戒が必要ではないでしょうか。

■コロナ感染防止対策

感染者数の急激な増加が連日報道されています。

飲食店などで「感染防止対策」に出会うことは珍しくなくなり、出入り口でのアルコール消毒、テーブル席やカウンター席に設置されたアクリル板に対しても邪魔者と感じることは無くなりました。それどころか、昨今の感染者数増加に伴い感染対策のさらなる充実を求める心理が強くなっているのではないでしょうか。

「このお店はちょっと寒いなあ。」
先日、友人と立ち寄った小さなBARでのこと。
背中に冷気を感じ店主に告げると
「窓を開けて喚起しているんです。」
それを知って、「クレーム」は「安堵」に変わったのでした。

パチンコ遊技、正面の台に向かって座り右手を操作するだけで数時間を過ごしてしまうことも度々です。
ここでの「感染防止対策」は?
今年の春からパチンコホール内での喫煙はできなくなり、手元にあった灰皿も消えてしまいました。
けれども、「受動喫煙」を遮る目的の「分煙ボード」というやつはなくなるどころか一気に設置店が増えました。「飛沫防止ボード」の役割に注目されたのが主因でしょう。

パチンコホールにおいての「喚起問題」は大昔から強く意識されてきました。
ホールを設計するときの根本テーマの一つでした。

ふと、頭に浮かんだことがあります。
スマホで同時に複数人と会話ができる「トランシーバー的」なアプリでもあればイヤフォン越しに会話ができて遊技台から目を離して横を向かなくても済みそうだなあ、と ^^

喚起と飛沫の防止がこれほど高水準で達成されている娯楽施設はパチンコホール以外にはないと今さらながらに関心する今日この頃です。

高射幸機が消えていく今、飛行機タイプや権利ものというような楽しいゲーム性を持ったバラエティ豊かな遊技機の「品ぞろえ」を期待します。

 

■自販機狙い多発中!!

飲料などの自動販売機を利用した詐欺(?)事犯が急増しています。

「お金が詰まって戻ってこないんだけど。」
こんなお客さんからのクレームにどのように対処していますか?

「自販機会社に電話してください。」
これでは少々そっけないような気もしますね。
~とりあえず立て替えておいて事後に自販機会社に請求すればよいだろう。

大きな金額ではないので上記のような対応をされるところが大半かもしれません。

紙幣ではない何かを故意に詰まらせてトラブル発生を狙った詐欺行為のカセギはわずかです。
道沿いに設置されている自販機ではなく、パチンコホール内のそれならトラブル対応が速やかです。

驚くほど軒並みに被害が発生しています。

■キートラブル

「差し込んだキーが回らない!!」
営業中にこんなトラブルに見舞われたことはありませんか? あわててしまいますね。

手に持っているのが「キー」、台や両替機等についているのは「シリンダー」と呼ばれています、念のため。

冒頭のようなトラブルの原因はキーの摩耗による劣化がほとんどです。
すり減ってきたキーは早めに新しいものと交換しておくべきですね。
すり減ったキーをそのまま使い続けると、最悪シリンダーまで痛めてしまうのだそうです。

シリンダ内に潤滑スプレーをシュッとやるのは✖です。油分が埃とくっついてしまうからです。
キーが回らなくなる原因は埃によることも多く、掃除機や歯ブラシで普段からお掃除しておきましょう!!

tips(助言)
キーの凸凹部分や溝部分を鉛筆でなぞっておくとある程度のトラブルは防止できるそうです。黒鉛成分が効果をもたらすとのことで、大手キーメーカーさんも推奨しているほどです。一年に一度くらいで十分とのこと。「2B」位がお勧め!
ただし、業務用の場合はやはり早目の交換を!

■「再」注意喚起発出!!

ゴト被害について、遊技機メーカーさんが「注意喚起文書」を出すことがあります。
「当該ゴト被害をメーカーとして確認したのでご注意ください。」といった感じです。これは遊技場業界団体のホームページなどに掲載されたり、組合を通じて周知されます。

2018年、「押忍!番長3/A5」のメイン基板裏側から不正なチップが発見されたゴト被害を覚えていますか?
メダル払い出し装置を誤作動させる機能を持つチップでした。情報信号も操作しますからデータ異常も表れないという「優れもの」だったのです。

大都系パチスロ機のメイン基板部分の構造は、「番長3」以降現行機に至るまで同じです。
「被害機種と同一構造であるなら警戒を緩めない。」セキュリティの鉄則の一つです。そんなわけですから、たとえ新台であっても、メイン基板のチェックは今でも欠かさず実行しているのです(弊社の場合)。

「注意喚起」ではなく「注意喚起」です。
「今も危険ですよー」とメーカーさんが同一構造の全機種を対象に警戒を呼びかけています。

■「パチンコ攻略法」詐欺グループ逮捕

全国各地に被害者が存在するとみられています。
被害者数1400人で被害総額が2億5千万円に上る可能性もあるとされています。

「高確率で大当たりを発生させることができる情報提供を受けるためパチンコ台メーカーに支払う預け金が必要。」と持ち掛けて口座に現金を振り込ませる手口だったといいます。

これまでに逮捕された一味はいずれも東京都内在住。

「攻略法」詐欺事件は絶えません。
この背景には「大当たりは操作可能。」という根強い誤解があるのではないでしょうか。
遊技台の構造や仕組み、さらには各種の規制等々を知る機会があれば「攻略法詐欺」などにまんまとのせられることもあるまいに、、、と思うのですが。

たとえばこんなこともありました。

事前に不正なチップ(プログラム)を仕込んだパチスロ機のセット打ちを教えて、客に実際に大当たりを獲得させたうえで「さらに」と誘う手口。
一見攻略方法がありそうに見えますがそうではありません。不正なチップを仕込むゴト手口と詐欺を組み合わせています。説得力(?)のある詐欺手口と言えるかもしれません。

 

攻略法という「妄想」を完全否定できる情報開示の必要性を強く感じます。

 

■「台叩きゴト」追加情報

ファフナーを狙ったゴトは全国に広がっています。
磁石も併用しているのではないかなどとの声も聞こえます。
稼働好調な人気機種ですからしっかりとガードしなければなりません。

単独犯によるお手軽ゴトとの観測をお持ちかもしれませんが、壁役を配置した本格的な取り組み(?)も確認されていてゴト側からは「食えるゴト」と認定されているのではないかと推察され、さらなる拡大が心配されます。

基本的なゴト対策として、センサー信号のナンバーランプへの接続が挙げられます。
内蔵センサーが発報しても、台枠ランプの点滅や警報音だけでは不十分ですから監視カメラによるズーム録画やインカムへの自動放送を可能にさせるのです。追加コストはほとんどありませんし接続作業もシンプルです。

ところが、ここまでやっても安心はできません。

内蔵センサーを無力にする攻略方法があるのです。
ゴト氏たちはみんな知っています。ホールの方々も知っておくべきでしょう。

ガラスが開いた状態ではセンサー機能がOFFになります。これは、誤発報を防ぐための基本的な仕組みです。
実際にガラス枠を開くことができなくても、開いていると台に認識させれば目的達成です。ここでは具体的な方法には触れません。

要するに、内蔵センサーは攻略される可能性が高いので別途専用のセンサーを設置すべきです。センサーの詳細はこちらから。

 

■「沖ドキ」を警戒する理由(わけ)

ここで取り上げるのは設置期限延長となった「沖ドキ!」です。
この機種はアクロス製、いわゆるユニバーサル系のパチスロ機ということになります。

不正なチップを筐体内に仕込むゴトについて警戒しています。
なぜなら、過去に仕込み系ゴトに遭った筐体と似た筐体構造を持つからです。

一旦、ゴト側目線で考えてみましょう。
不正チップの開発と製造に関しては自前の環境下で作業が可能です。しかし、完成したチップを仕込むためには技術と慎重さに加えて仕込みチャンスが求められます。
どんなに完成度の高いチップを入手できたとしても、仕込んで間もなく発見されてしまっては大損です。チップの開発とは別に仕込み技術の開発が必要です。それらを総合的に勘案してターゲット機種を選定することになるであろうと推測されます。

沖ドキの筐体では以下の点が気になります。

まずはサブ制御基板。
これについては過去に仕込み被害の有った「まどマギ」のサブ制御基板に似ています。設置位置は似ていますが構造はやや異なるようにも見えます。

光ファイバー通信線
過去に被害の有ったユニバーサル機では、これの根元部分に不正なチップが仕込まれました。しかし沖ドキにおいて、ゴト側が欲する信号が流れているかについては不明です。

中継基板
筐体ドアの中間位置にある透明ケースの中継基板です。
これまた「まどマギ」の物と非常によく似ています。「まどマギ」において被害が多発したことは周知のとおりです。

上記3点が最も心配される部分です。
仮に不正なチップが存在するとすれば、その仕込みについては既存の技術が応用される可能性があるのではないかと危惧するのです。

ゴト防止の大原則の一つは、「過去被害の徹底防御」です。
最低限のゴト対策として、過去のゴト手口は封じておかなければなりません。