■「ゴーゴージャグラーKK」メイン基板に仕込み

エラーEEというエラーが多発していたといいます。

そのため、基板交換を試みようとしたところ、主基板ケース裏側がくりぬかれ不正なチップが仕込まれていたのだそうです。

筐体本体から主基板を外すことなく、筐体裏側から直接穴をあけて基板裏側に細工した手口と考えられます。
「V4チップ」の裏側に不正な仕込みをするゴト手口はこれまでにもたびたび確認されています。
これまでと異なるポイントは仕込み方法にあります。

主基板の裏側を筐体ごとくりぬく手口は「番長3」でのゴト被害が思い起こされます。
この手法では、主基板ケースを筐体から外すこともなく基板ケースも開ける必要がないと考えられカシメや封印に痕跡が残らないのです。

設置時に筐体裏に傷跡があれば容易に発見されそうです。

さて、どのタイミングでどのように仕込まれたのでしょうか・・・。

■「ミリオンゴッドー神々の凱旋ー」ゴト被害に遭う!

多くのゴト被害を経験してきた「バズーカ筐体機」ですが、「ハーデス」や「絆」が姿を消して「ミリオンゴッド」の他少数の機種が残るのみとなりました。

「ミリオンゴッド」は設置台数の多い人気機種です。
いうまでもなく、ゴトのターゲットとなるリスクもずば抜けています。

正月早々ゴト被害が確認されました。

「サブ中継基板」に不正なチップが仕込まれていたのです。

同機種のゴト対策については、万全を期さなければなりません。
遊技機検査もできるだけ頻繁に実施すべきです。

 

■キャビ中継基板への仕込み

株式会社エレコからの情報を受け、全日遊連から新たな注意喚起が発出されました。詳細については全日遊連ホームページに掲載されています。

「SLOTバジリスクⅢ」において、キャビ中継基板に不正なチップを仕込む不正事案が発生したということです。
キャビ中継基板への仕込みについては、これより以前の筐体においても被害事例が確認されており、遊技機検査時の重要なチェックポイントとされてきた部分ではあります。

注意喚起文書では、以下の各機種においても十分な警戒とチェックを呼び掛けています。

 
販売名 製造メーカー
SLOTバジリスクⅢ~甲賀忍法帖~ 株式会社エレコ
デッドオアアライブ5EK 株式会社ユニバーサルブロス
SLOT魔法少女まどか☆マギカ2/MM 株式会社メーシー
SLOTスターオーシャン4TR 株式会社ユニバーサルブロス
回胴性ミリオンアーサーBN 株式会社ミズホ
SLOT魁!男塾BM 株式会社ミズホ
SLOT魔法少女まどか☆マギカAMA 株式会社エレコ
SLOTハイスクール・フリートBU 株式会社ユニバーサルブロス

同サイトでは、キャビ中継基板の点検方法についても掲載されていますが、発見は容易ではありません。
専門検査会社への検査依頼をお勧めいたします。

■中古機を購入し設置するときは

残念なことですが、購入した中古機が十分にクリーニングされ整備されているとは限りません。

ゴト対策用のセンサーパーツや配線の一部が残骸となって残されていることがあります。両面テープや結束バンド等もぶら下がっているかもしれません。

中古購入した遊技機を設置した場合にも新台同様の警察検査を受けることになります。

もしも、何らかの残骸がぶら下がったまま気付かぬままに検査に至ったとしたらどうなるでしょう。

そうです。検査を受けたホールさんが処罰を受ける羽目になりかねないのです。言わずと知れた「無承認変更」です。

残骸は一目でそれとわかる場所にぶら下がっているとは限りません。
設置前には十分な点検をお勧めいたします。

■バズーカ筐体「溶かしゴト」

「まどマギ」、撤去間近だった数か月前に大胆で強引なゴトに遭いました。

そして今、「溶かしゴト」は「ハーデス」と「絆」をターゲットにしました。

残された時間の長くない機種ですが、BAZOOKA筐体機の設置数は少なくありません。ゴト側にとっては狙わない手はないでしょう。
そのゴト対策もシンプルでローコストで済みます。速やかに対策に着手すべきでしょう!!

※「溶かしゴト」とは
ショートゴト防止用のガード板に、モバイルハンダごて等で溶かして穴をあけ、そこからショートゴト用のゴト器具を差し込むゴト手口を「溶かしゴト」と呼び始めています。

※「溶かしゴト」対策は
これまでのようなアクリル製のガードは無力です。
耐熱性に優れたガード板が考案され、早くも販売され始めています。

■ショートゴト、復習する

ショートゴトを実行するためには専用のゴト器具が必要です。
このゴト器具さえあれば、ターゲット機種が設置されている限り、全国津々浦々でゴトが可能だということです。

ゴト器具を差し込む先は、一般的に、AT/ARTの重要な信号が行き来する信号線、端子、コネクター類です。ゴト器具を差し込んで、手元から疑似信号を送信するのです。「通信ラインにコマンドを送り込む。」などと表現されます。

スキ間からゴト器具を差し込むわけですが、昨今は非常に強引な手口が使われています。
たとえば、まどマギで正面パネルに穴を開ける手口が、さらにはドア上部をバールでこじ広げ、内部のカバーにはハンダごてで溶かして穴をあける手口まで発生しています。それぞれ、強引な方法でゴト器具の挿入路を確保したのです。

通常、ショートゴトが発生してもセンサーでそれを知ることができません。
材質や形状が適切なカバーの設置が不可欠です。逆に言えば、カバーの設置で防御可能なゴト手口なのです。

多くのパチスロ機において、重要信号の宝庫ともいえるサブ基板やその通信ラインは筐体左側に集中しています。
ゴト氏の左手が活躍していると推測されます。ときには、左隣に仲間が座って補助するかもしれません。

重要な通信ラインに接触してきますから、時には筐体にエラーが発生することがあります。これを見逃してはいけません。エラー履歴の表示が可能な機種では確認も必要です。

営業時、ホールに表れるゴト氏にはそれぞれ役割分担されていることが多いようです。
ゴト器具を挿入してAT/ARTを引き当て、さらには瞬時に多数の上乗せを獲得する役割のゴト氏、彼はゴト器具を所持しているはずです。
その後で当該台に座り、悠然とゲームを進行してメダルを出す者、「打ち子」と呼ばれますがゴト器具は所持していないでしょう。

多くのゴトと同じように、被害が発生したあとでは何を言っても「後の祭り」です。
ゴトが実行されにくい環境を、事前に、整備しておくことが最重要です。
ショートゴトにおいてはカバーの設置が何よりです。
もちろん、設置後のメンテナンスは欠かすことができませんね。

 

 

「まどか☆マギカ狙い」前回記事一部訂正!!

前回お伝えした強引なゴト手口について、狙われたのがパネル裏の中継基板であると思い込んでしまい、誤った記事を書いてしまいました。お詫びを申し上げます。

先日の資料をよくよく見て見ると、狙われたのは、正面から見て左上に位置する「サブ中継基板」でした。
筐体左側面を強引にこじ広げ、カバーには半田ごてで穴を開けたらしいとのことです。

同様の位置にサブ中継基板のある機種については、同類のゴト手口が発生する可能性も危惧されます。ハーデス、絆、ミリオンゴッド、等々。

ご注意ください!!