■遊技機検査、今日このごろ

仕込み,昨今,遊技機検査

たとえば「ハーデス」や「絆」、そしてつい先ごろ姿を消してしまった「ミリオンゴッド」などなど、これらの機種は「ゴト被害のスーパーマーケット」というほどに多くのゴト被害に遭遇してきました。
不正なチップを仕込まれたことも度々ありました。筐体の隙間からピアノ線などを差し込んで実行するショートゴト被害も枚挙に暇のないほどでした。

遊技機の健康状態を良好に保つためには、カバー類やセンサー類が取り付けられ、健康診断(遊技機チェック)も欠かせません。手間もコストも並以上にかかります。

遊技機検査の際、特に上記の機種の場合には、要チェック箇所も多いため繊細で慎重な検査姿勢が求められました。特殊な検査機材も必要になり検査時間もたっぷり必要でした。次から次へと新しい被害が確認されるたびごとに検査項目も追加に追加を重ねざるを得なかったのです。

遊技機検査において検査項目が減ることはありません。たとえ噂レベルであったとしても、それを確認せずに済むはずがありません。検査項目に追加されるのが常です。

あのバズーカ筐体機種が消え去った現在、遊技機検査の手間と時間は短縮されたでしょうか???

昨年(2020年)、複数のパイオニア製パチスロ機から不正なチップの仕込みが確認されました。ジャグラー系のメイン基板への新たな仕込み手口も確認されています。「V5ロム」や「アイディナック」の安全性にも疑問符が付けられるようになりました。「アイディナック」への仕込み事例はこれを使用するパチンコ機のチェックにも影響を及ぼすことになったのです。大きくかがみ込んでパチンコ機の基板を慎重に覗き込む検査スタッフの姿を目にすることが増えたはずです。

「ハイリスクハイリターン」と呼ばれるようなゴト事例が減ったのは確かかもしれません。

かつて、「コイン戻しゴト」があちらこちらで発生し、ついには対策品が製造販売され筐体構造の変化にまで影響を及ぼしたことがありました。「しょぼいゴト手口」といったブログ記事を書いた記憶が残ります。

黄金時代(?)からは比べることができないほどゴト側の稼ぎは減っていることが推測されます。けれども「地味なゴト手口」の減る気配は感じられません。遊技機の検査項目が減ることなど期待できそうもない今日このごろです。