■「超韋駄天」その後

大きなゴト被害が発生した「大工の源さん 超韋駄天」、ピアノ線を用いたゴトでした。
ゴト被害が表面化したのは4月中旬のこと。
「ゴールデンウィーク前にゴト対策を!!」との強い要望に応えるべくゴト対策品の開発と製造が急がされました。結果、大半の「韋駄天」はガードを固めることができたのです。

メーカーによるゴト対策
「不正防止対策実施についてのお願い」という文書が業界団体を通じて発せられたのは5月17日のことでした。遊技機メーカーの対応として決して早い対応とは言えませんが遅くもなかったのではないでしょうか。
・P大工の源さん超韋駄天 2機種
・Pギンパラ無限カーニバルの2機種
上記に関しては対策品を無償配布ということになっています。ただし、自動的に配布されるわけではなく設置ホールからの申請に基づいてということです。
「Pスーパー海物語IN沖縄5LTV」では対策品が取り付けられた状態で出荷予定ということが文書に記されていました。念のため書き添えておきますがメーカー対策の詳細については直接メーカーへの確認をお勧めしておきます。
ちなみに、パチンコ・パチスロに限らずメーカーさんは遊技機のセキュリティに苦手意識を持つ方々が少なくないように見受けられます。サポートセンターのほうが良いかも、、、。

すでに対策品設置済みの場合は?
結論から言えば、既存の対策品よりもメーカー配布の対策品のほうが、ビス止めされるという点からも頑丈であるといえますから、付け替えておくことを推奨します。(外した既存対策品の活用方法は後述しています。)

発覚した懸念
ゴト器具(ピアノ線)の挿入可能ポイントを有する三洋製パチンコ機が他にも多数存在するということです。「マリンシェル枠」がそれです。現存する多くの「海物語系」で採用されています。容易にピアノ線を差し込むことができてしまうのです。

ピアノ線でなにができる?
三洋製パチンコ機に限らず、ピアノ線によるゴト被害は何年も前から発生しています。スタンダードなゴト手口の一つと言っても過言ではないでしょう。
最も多いのは「釘曲げ」です。狙いが入賞口の釘ばかりとは限りません。ワープゾーンへの入賞を容易にさせる目的で釘を曲げることも知られています。もちろん、役物等を操作される被害もありました。

ホールコンデータで気がつくのではないか?
「ベース値やスタート値に異常が起こるはずだから、心配ない!」と多くのホール関係者が語ります。もしも釘を曲げられたとしてもあっという間に気がつくだろうというわけですね。
釘曲げに気がつくのは圧倒的に目視によることが多いのが現実です。そのときに初めてデータ確認が行われ、「2週間前から異常が出ている、、、」というケースを幾度も見聞きしています。
少々短絡的かもしれませんが、「データで分かる。」は、実際には当てにならないと考えた方が良いと思っています、経験上から。

釘曲げゴトをなめてはいけない!
「超韋駄天」以降の枠はメーカー対策が施されると期待できますが、現存のマリンシェル枠については別途ゴト対策が必要です。
メーカー対策品の配布によって外された既存の対策品もマリンシェル枠に設置可能です。ただし、両面テープは新しいものと張り替えて下さい。

三洋製のパチンコ台に限らず、ピアノ線(orセル等)を使うゴト手口に強い警戒が必要です。全くアナログなゴト手口であるゆえに「職人」も多数存在しているに違いありません。高価なゴト器具なしに実行できる「貴重なゴト手口」と捉える輩がいることを恐れます。

データ確認を強化する方法
単に異常データの発生を待つだけでは見逃す可能性が低くありません。
せっかくのホールコン機能を最大限に活用することが求められます。その方法については次の機会に!!

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